家を考え始めたとき、最初にぶつかったのは「そもそも、私の条件で現実的なのか?」という疑問だった。
住宅ローンの話になると、ネットには極端な成功例か、悲観的な失敗談ばかりが並ぶ。
しかも周りを見渡せば、夫の単独ローンかペアローンが当たり前。
主婦が自分名義で家を考える話は、なかなか表に出てこない。
それでも私は、「この条件で家を考えることは本当に無謀なのか?」「思考停止して現状維持を選ぶほうが、後悔につながらないか?」そんな問いを無視できなかった。
同じような立場で家を考えている人。
かつての私、そしてこれから迷うかもしれない、もう一人の私のために。
このログを残しておきたいと思う。
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40代主婦が「単独名義」で家を考え始めた理由
私の条件を正直に書く
この記事を書くにあたって、まずは私自身の条件を正直に書いておく。
- 年代:40代
- 年収:450万円(額面)
- 雇用形態:正社員
- 家族構成:夫・子ども
- 居住地:地方都市
- 現在の住まい:賃貸(戸建て平屋)
- 車:2台所有
自分と条件が近い人に読んでもらいたくて、数字はなるべく正直に書きたい。
ただし、細かすぎる個人情報や家族構成はぼかして、誰もが重ねやすい形にしている。
頭金800〜1000万円をどう考えたか
独身時代に、できる範囲でコツコツ貯めてきた金融資産がある。
30代後半で結婚したからこそ、頭金として800〜1000万円を出せる目処はある(晩婚もいいことある笑)。
もしものときに立て直せる余力を残したまま、どこまで家に回すか。
私にとっての悩みどころは、そこだった。
正直に言うと、離婚というリスクもまったく考えていないわけではない。
生活が破綻しないように、余力を残す判断を優先した。
買えそうと買っていいは違う
住宅会社のローンシミュレーションは、私にとっては危ない橋すぎる。
不足の事態があれば、すぐに詰んでしまうように見える。
数字上は「買えそう」でも、それが「買っていい」という意味にはならない。
だから私は、他人が作った計算式で安心せず、自分の手取りと生活感に即した数字を考えるようにした。
さらに、常に最悪の事態に陥った場合でも選択肢を残せる状態を意識している。
ちょっとやそっとじゃ倒れない、資金計画を見極めること。
母である私は、子どもを守る責任があるから、余力を残す判断を優先した。
自分の人生の舵取りを他人まかせにしていないか?
夫に「買う気がない」と言われたとき、私は一瞬こう思った。
「このままでもいいか…」
でも、そこで立ち止まってしまったら、10年後の私は後悔していないだろうか。
取れる選択肢がどんどん少なくなってしまってはいないだろうか。
結婚して、家族単位で物事を考える場面が増えると、つい他人の作った計算式やシミュレーションに安心しがちだ。
でも、自分の手取り・生活感・人生の優先順位を無視した数字に従うのは危険。
私は、オールを他人に任せることはしたくない。
頭金の額も返済額も、万が一のときに残す余力も、自分で判断してGOを出す。
それが、相手のせいにすることやストレスに陥らないための、自分なりのルールだ。
そして何より、母として子どもを守るための最低限の責任でもある。
他人に任せて安心するのではなく、自分で考え、自分で決められる状態を常に意識する。
それが、人生と家庭の安定、そして自分の幸福につながる。
この条件で一番不安だったこと
私がこの条件で家を考えるとき、一番不安だったのはやっぱり老後のことだった。
iDeCoは毎月MAX、積立NISAもできる範囲でやってはいるけれど、想定通りにいく保証はない。
さらに、ローン返済が終わるまで働き続けられるかも不安だった。なにしろ私は40代。
教育費はボーナス月にまとめて、年間50万円くらいになるよう積み立てている。
だからこそ、生活防衛の余力を残しつつ、返済計画を立てることが重要になる。
将来の不安をなるべく抑えた設計にしなければ、たぶん不安と重圧で辛い日々になるだろう。
この数字を出す理由
私の周りは、夫の単独ローンやペアローンばかりで、相談したり、吐き出したりできる場がなかった。
主婦の単独ローン?生意気って見られたりもする。
こっちは人生設計を切実にしてるだけなのに。
だからこそ、検討するにあたり自分に似た条件の人を参考にしたいと強く思った。
そして、私のような人のために、役に立てれば嬉しいと思い、このような形でログしたい。
読者の中には、私と同じような条件で家を考えようとしている人がいると思う。
だからこそ、数字は正直に出す。
ただし、細かすぎる個人情報や家族構成はぼかすことで、誰もが重ねやすい形にしている。
家を買う・買わないの判断は、人それぞれの生活や優先順位によって変わる。
この情報が、少しでも考えるヒントになれば嬉しい。
この記事のまとめ
- 周囲は単独ローン・ペアローンばかり
- 主婦の単独ローンは誤解されやすい
- 自分に似た条件の人を参考にしたい
- 数字は正直に、個人情報はぼかす
- 家を買うかどうかは生活や優先順位次第
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主婦が単独名義で住宅ローンを考えるとき、一番不安だったこと
※この記事は「住宅検討ログシリーズ」の一部です。
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