FPに相談してきた。
正直、もっと複雑な話になると思っていた。
けれど、言われたことは意外とシンプルだった。
この記事の前に考えたことはこちら≫
40代にとって「いつでも動ける自由」は本当に武器なのか?
40代でもローンは通る。でも条件がある
40代以降でもローンは通るらしい。
定年後までローンがずれ込んでもOKというの以外だった。
・40代以降でも住宅ローンは通る
・銀行は年齢より「年収」を見る
・50代は二世帯ローンが多い
つまり、「通るかどうか」は年齢より収入。
でもそれは“借りられる”という意味であって、“安心して払える”とは別の話だった。
これから来る大きな出費
これから来る大きな出費を一緒に洗い出してもらった。
・車の買い替え(うちは2台分)
・子どもの大学費用(私立か?公立か?自宅か?)
・引っ越し費用
・家電、給湯器、リフォーム代
どれも100万単位。
車は数百万単位。
住宅ローンだけ見ていてはダメだと痛感した。
住宅ローン減税
・0.7%
・10年間
受けられる可能性あり
(※制度は要確認)
ただし、減税があるから大丈夫、ではない。
キャッシュフローを書いてみたら?
FPさんに勧められたのは、ライフプランとキャッシュフローの作成。
HPからダウンロードできるから、一度書いてみては?
そして5年に1回は見直しましょうね、と。
一度作って終わりじゃない。
人生は変わる前提で設計する。
物件価格の現実
ここからは、2,500万円物件が安全圏かどうか。
仮に世帯手取り45万円とする。
年540万円。
銀行的には30〜35%でも通る。
でも実際のおすすめは25%とのこと。
540万 × 25% = 135万円
月約11万円。
「このくらいなら大丈夫じゃないですか?」
今の家賃は9万円。
差額は約2万円。
視点の転換
現在の家賃は9万。
逆にどうにか2万浮かせられないか?という考え方もある。
問題はここ
うちの場合、
私の収入 → 固定
夫の収入 → 変数
この「変数」が、買える物件価格を左右する。
売却時期の再考
私は10年での売却もあり、と考えていた。
でも言われた。
中学卒業で動きますか?
現実的には大学入学時点では?
そうなると15年スパン。
10年と15年は、全然違う。
マンション観
・終の棲家と思わなくてもいい
・利便性第一
これは私の考えとも一致していた。
終の棲家問題
「70代で新しい賃貸に入るのはハードルが高いと思います」
そう言われて、はっとした。
少なくとも60代前には「ここを終の棲家にする」と決めておく必要があるのかもしれない。
買うにしても、借りるにしても。
ローンに回せる金額を冷静に計算してみる
マンションの場合、月々重くのしかかるのは、ローン以外のこれらの固定費。
・管理費
・修繕積立金
・駐車場代
検討中の物件では約3万円。
固定資産税は約15万円/年。
月にならすと約1.25万円。
だから、実際にローンに回せるのは
11万 − 3万 − 1.25万 = 6.7万
11万までいけると思っていたけれど、実際は約6.7万円。
返済期間:20年(240回)
金利:1.5%(仮定)
頭金:800万円
この条件で借りられる額は約1,500万円前後。
物件価格は、
1,500万 + 800万 = 約2,300万円ライン。
さらにここにリフォーム費用や諸費用が乗る。
実質、手の届く物件は約2,000万円ラインかもしれない。
でも、2,000万円では流動性や築年数の担保が厳しい。
気づいたこと
今の設計思想(最大防御)では、私の希望物件はやや背伸びになる可能性がある。
安全余白をどこまで取るかで、届く・届かないは変わる。
私の条件では、全部は取れないかもしれない。
検討を始めた時点では、ざっくりいけると思っていた。
でも、固定資産税と管理費を入れた瞬間、現実が一段下がった。
そこで初めて見えたのが、どこかを動かさないといけないかもしれないという感覚。
それに気づけただけでも、FP相談に行った意味はあった。
私が見落としていた前提が、静かに浮かび上がった。
現実は遠ざかったのではなく、むしろ一歩近づいたのだと思う。
この記事のまとめ
- ローンは「通る」と「払える」は別
- 大きな出費は住宅以外にもある
- 管理費と固定資産税で現実は一段下がる
- 売却スパンは10年ではなく15年目線かもしれない
- 全部は取れない可能性がある
- 動かせる条件を見極める必要がある
次に考えたことはこちら≫
住宅購入の予算を再設計してみた|2500万円の想定が2000万円になった理由
※この記事は「住宅検討ログシリーズ」の一部です。
シリーズ全体はこちら≫住宅検討ログ一覧